



いきなり【ブルース コード ケーデンス】なんて御固いお題でスミマセン。ロックやブルース〜ジャズマン必須のブルーノートに関連したコードやそのつなぎ方の考え方の解説と音源例です。(今回はメジャーKeyのブルースコードの話しです)
Ex-1はトニックで使うC7のミクソリディアンスケールにブルーノートと呼ばれる♭3th・♭5th・♭7th(重複)をミックスしたものです。このようなスケールは理論的には存在しませんが、key of CでC7やF7のコードがでてくるブルース色が強い曲では、音のつなげ方にある程度の縛りがあるものの、頻繁に使われるノートたちです。sample音源
さらにブルースをさらに深く追求していくと、♭3thとナチュラル3thの間のクォータートーンもあり。という事になりますがコードという概念の中には存在しない音階なので、ここでは割愛させてもらいます(笑)

Ex-2はロック/ブルース系のセッションや教本などで使われる12小節のコード進行です。(※Jazzのメインストリーム系の12小節ブルースのコード進行はまったくの別物です)しかし実際はEx-3sample音源やEx-4sample音源のようなコードアレンジで演奏される事が通常です。こうした1〜2小節単位でのコードセットが【ブルース コード ケーデンス】です。
このサウンド(コード)アレンジはB・Bキングさんなどブルースマスターの大御所をはじめてとして、「わしゃコード理論など知らん」と公言されておられるジェフ・ベックさんの演奏でも“体に染み込んだ天才的感覚”で使い分けておられます。さらに、コンテンポラリー・ブルース・マスターのドナルド・フェイゲンさんやハービー・ハンコックさんをはじめとする多くのジャズミュージシャンもこうした“抽き出し”を旨く使用して、ブルース独特の“香り”をちりばめた名曲を数多く創ってきています。



あらためて C ミクソリディアンスケール+ブルーノートと、C7のアレンジで使用したコードのスケールを比べてましょう。
どうでしょうか? B♭コードは♭Ⅶなのでスケールの並びが変わっただけのように感じますが、ポイントは各ノートの重要度が変わる事、特にC7でアボイドノートとされるFの自由度が注目されます。またトライトーンの使い方も変わります。
E♭コードは♭Ⅲで理論的には一時転調と考えるべきでしょうが、頻繁に使われるコードなので血縁関係はないけれど、大親友なので“家族の一員”とみなしてやって下さい。(笑)もちろんこのコードの場面ではトライトーンとしてではなくコードトーンとして堂々とE♭を使えます(ナチュラルEは使えません)
またトーナリティがCでのE♭は特にアドリブ(楽器のソロなど)時にはマイナーペンタトニックでの使用などE♭コードの場面以外(E♭コード時はそのままメジャーペンタトニック)でもコードトーンと同等に使用される事も多いです。
あれ?F♯の関連性はどうなのよ?→各スケールのトライトーンという解釈です。特にE♭ リディアンでの♭3thがよく使われます。(Jazzのコード進行ではKey of CでのF♯音を、コードトーンとして含まれる別のコードも使用されています)
じゃあB♭コードの時の♭3th(D♭)もOK?→大丈夫です。アドリブ時はもちろん、前述のドナルド・フェイゲンさんはホーンアレンジで大胆に使い、かなりカッコイイです。
最期にハービー・ハンコックさんの【ウォーターメロンマン】風コード進行をベースにした曲sample音源(sample音源のkeyはF)とコード進行を記譜しておきます。皆さんも色々なブルースコードケーデンスを試しながらブルーステイストの曲を創ってみてください。


●「Logicの基本的な使い方」「楽器の構成と各楽器の特徴」「和音(コード)のしくみとそのつなぎ方」「メロディを作ってみる」「リズムを打ち込んでみる」「伴奏を充実させる」「歌詞をメロディに乗せてみる」のプロセスで音楽を制作します。
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入学金:0円 受講料:1回/5,000円 他諸費用:なし
予約制 1回あたりの受講時間 50分
月、火、水、木、金、土、日
13:00~22:00
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