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無料/登録不要 0から始める初級 作曲講座 これからはじめて作曲を始められる方々のバイブルに第01回●コードの基本的な考え方

筆者は小さい頃、先生が弾くオルガンに合わせて[起立/礼/着席]をした記憶があります。たぶん先生は[レファラ/ソシレ/ドミソ]と3和音を3つに分けて弾いたのでしょう(笑)今回は作曲のカナメとなる和音(以後コードと呼びます)のポップスやジャズでの使い方や考え方を、数回に分けて紹介したいと思います。専門用語がでてきたり、かなり意味をはしょる所もありますが、そこはWEB講座なので、WEB検索を併用しながら学習していただければ幸いです。それでは…
まずはお約束のドレミファソラシに3度と5度を重ねたものを表記します。そしてもう1音(3度)重ねます。(EX.1)その上に書いてあるアルファベットでそのコードを表わします。

これがkey of Cの調性内におけるコードの全てではありませんし、EX.1が実践に即したコード群かとういとかなり疑問の余地があります。はじめはとりあえずコードとはこんな感じで重ねてできていると認識していただければ大丈夫です。皆さんにはこれから紹介する実践向きなコードの響きやコードとコードの繋がり方などを、実際にお聴きになって納得頂けるように、サウンド例も用意させていただきました。是非ご利用ください。

話しを戻します。EX.1の始めのコード【C】はシーメジャーと呼びます。その次のコード【Dm】はディーマイナーです。ベースボールでも、メジャーリーグ/マイナーリーグと使われていますが、音楽の場合は明るい/暗いとか、うれしいい/哀しいという感じでしょうか…。ではコードのメジャーとマイナーはどこが違うのかというと、ルートの音(ベースノート)とその上に重ねる3度との相対的な音程差が、全音2つ分か全音1つ+半音かだけなのです。EX.2はルートが同じのCとCmとで比べています。

では、楽しそうな曲を創るにはメジャーコードをたくさん使って、哀しそうな曲を創るにはマイナーコードをたくさん使えばいいんだというと、実はそうでもありません。たとえばEX.1に示した右側の4声のコードのDm7はC△7の次に聴いているので哀しく聴こえなかった方もいらっしゃるかもしれませんし、使い方によってはメジャーコードでも哀しく聴こたりするからです。

コードはそうした音の積み重ね方の違いで響きに特徴を持たせているのですが、C△7→Dm7で感じたように単体ではなく、実際の曲では違う響きを持ったコードを繋ぐ事によって、それぞれのコードが補完し合い【意味】が深まるのです。EX.3

次回からは実際に使われるコードが、どれだけの種類や数があるのか説明していきたいと思います。細分化するとかなりありますが、種類分けすれば意外と少なく感じるかもしれません。また、一方的な理論の説明だけだとうんざりするかも知れないので、少しシカケも考えておきます。お楽しみに! それでは最期に次のポイントとなる図を2つ示しておきます。(EX.4)

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